製造一部、二部全員がドロップ缶の造形に挑戦! ~第4回技術コンテスト2021レポート~
当社では、100年という時代を経て培われたダイワの技術力を、長く継承していくことを前提に、まずは一人ひとりが基礎技術をしっかりと身につけること、その技術を戦力として高めていくことを目的として、社員を対象とした様々な技術力向上プログラムを実施しています。その一つが、製造部のメンバー全員が参加する「技術コンテスト」。2021年の夏、例年通り、第4回技術コンテストが開催されました。遅ればせながら、レポートいたします!
2021年度の課題は、あの有名なドロップの缶の造形です。前回のクリスマスツリーは、精度的に測定が難しかったことから、基本的な評価を出すための題材として、シンプルで美しく普遍的なドロップ缶が課題として選ばれました。
缶のデザインモデルの制作期間は、2021年8月30日、9月1日の2日間。原則として、16時間を目標工数として、2日間に終わらなかったものはその後完成に至るまでの工数を自分で申告します。外寸やRの指示書に基づき、ケミカルウッド(サンモジュール)で造形していきます。
形が仕上がってきました!
ズラリと並べてみると壮観ですね!
ここから各自着色していきます。
こんな遊び心を発揮した強者も(笑)きっちりロゴまで入れて、ダイワドロップスの完成です!
しかも!よーくよく見ると、ドロップの絵の中に「ダ イ ワ エ ム テ ィ」の文字が隠されているのですが、わかりますか?(笑)
技術コンテスト・技術向上委員会の前林は、次のように総評しています。
「今回は某飴の缶を題材に、ハンドメイドで製作。全体的に上手くできている人が多く、前回に比べて平均点が22点UP、合格率も23%UPしました。これは、継続して行っている『技能塾』実践の成果が表れているように思えました。
これからも技能塾を通し、社員のさらなる技量UPを推進していきたいと思います」
製造業は技術の継承が常に課題です。当社も、昔の木型製作のように1~10までのすべてが手作業ということはありませんが、そもそもの作り方や考え方を学ぶために、手作業で行うプロセスを学ぶことは絶対に必要なプログラムだと考えています。また、仕上げの美しさも、当社が誇る「Daiwaクオリティ」にこだわり続けたい! 全社員がmade in daiwaの製品作りを身につけて欲しいので、今後も基礎技術にフォーカスした技術コンテストを継続していきます。
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