製造部全員がオーナメントづくりに挑戦!Part1 ~ものづくり技能塾特別編~

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技術研修

通常、希望者を募り実施している「ものづくり技能塾」の特別編として、製造チーム全員を対象に「技術研修」を行いました。講師はもちろん、入社39年目のベテラン、製造第1部の佐藤が務めます。今回は、本年度の技術コンテストへの作品制作を兼ねています。和久田社長から「作るなら飾れるものを!」という希望により、時節柄クリスマスツリー型のオーナメントがお題となりました。

クリスマスオーナメントの図面

ケミカルウッド(サンモジュール)を素材に、様々な加工条件が課された難しい形状を、16時間(8時間×2日)という制限時間内に、原則ハンドワークで作成します。

使える道具は、鑿(ノミ)類、鉋、スクレイパー、サンドペーパー・スポンジ研磨剤、ハイトゲージ、トリマー・ルータ、スケール・スコヤ・自由金・コンパス、木工機器(丸鋸盤・昇降盤・プレナー等)、瞬間接着剤、パテ類。

逆に通常業務で使い慣れている、エアーグラインダー・電動グラインダー、フライス盤、ベルトサンダー、マシニングセンター、レイアウトマシン、指定以外の接着剤・表面処理用樹脂、ケムリース、クリヤ塗料・サンディングシーラ等の目止材、ワーカブル樹脂類などの設備やツール類は使用不可とされました。

初日の8時間を、集中して型作りに没頭した、製造チームの面々。ノミの扱いには、相当苦労した様子でした。受講者の感想を抜粋してご紹介します。

  • 久しぶりの木型製作。ノミなどの工具をうまく使えるようになりたいので、今回の研修を糧にしていきたい
  • 一から木型を通るのは大変だと実感
  • ノミなど、久しぶりに使ったが、目が疲れて、うまく使いこなせなかった
  • ケガキ線が見えづらくて、難儀だった
  • 木型図面をもとにハンドワーク作業は久しぶりで、コツを思い出すのに時間がかかった
  • ノミは普段あまり使わないので、大変だった。木型をハンドワークで制作するのは難しい
  • いつもの作業とは全く異なる木型講習は、とてもためになった
  • とても時間がかかった。経験不足と知識不足が露呈
  • ノミがうまく使えない
  • まだまだ知らないことがたくさんある。今回学んだテクニックは、今後の業務にも活かしていきたい
  • 道具の扱い方や手入れ方法など、改めて学べてとても楽しい講義だった
  • 加工も道具も初めての体験で、とても難しかった

講師の佐藤からは、初日の作業に取り組んだメンバーを見て、「ノミなど道具類を使い慣れているかどうかで課題の仕上がりが大きく違ってくる。新人を見ていると経験値ではない個人の差が有り、細かい作業の好き嫌いが表れているようだった。しかし、ベテランと新人の差は大きい」と総括しました。

今回のお題となったクリスマスツリー型オーナメントは、第3回技術コンテストの課題でもあります。1週間後には、技能塾特別編の2回目が開催され、そこで仕上がった作品がコンテストの審査対象となります。ほとんどのメンバーがノミの扱いに苦労していましたが、後半の8時間で、どのように完成度を高めていったのでしょうか!? 続きのレポートをお楽しみにお待ちください。

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