ケミカルウッドで工業高校生の卒業制作をサポート

ダイワMTでは、製造過程で出るケミカルウッド、ウレタン、発泡スチロールなどの端材の廃棄を極力抑え、リサイクルユースを推奨しています。
参照：エコロジーへの取り組み

このたび、神奈川県の工業高校の生徒さんから、当社の端材を利用して卒業制作の作品を完成させられたとのご報告をいただきました。ご本人のご了解を得てご紹介します。

貴社より提供いただいたケミカルウッドで、卒業制作用の試作品を制作いたしましたのでご報告します。
自分は、3年生ではプロダクトデザインを専攻しました。以前、他のコンペで受賞し、学校の先生以外の専門家に認められた作品である「足つきおたま」を卒業制作に選びました。
木材で本制作をするつもりでしたので、その前段階として試作したいと先生に相談したところ、試作に使う素材として勧められたのが、ケミカルウッドでした。
ケミカルウッドに関しての知識があまりなかったのですが、ケミカルウッドで試作をすると決めて、ネットで検索していたところ、｢ケミカルウッドの端材をお譲りします｣というサイトを見つけて、ダイワ・エム・ティにご連絡しました。その際、卒業制作でおたまをつくること、その試作にケミカルウッドを使いたいこと、工具として主に糸のこやノミを使うつもりであることなど希望を伝え、相談にのっていただきました。

これは、内側をくり抜く作業をしている途中の画像です。
とても刃が入りやすく、容易に内側を掘ることができました。

前面を削って丸くしている作業の画像です。
ここではルーターを用いたのですが、とても加工しやすく作業がどんどん進みました。

足を掘り出す作業の画像です。
足を掘り出す作業をしていて気づいたのですが、木材と違って木目がない！ 作業上、そのことにすごく救われました。

完成した試作品です。最後は塗装をして仕上げました。ありがとうございました。

M・Yさん。制作中の様子が分かる写真とともに、ご報告をいただきありがとうございました。
「おたま」を作ると伺ったときにはどのようなものに？と思いましたが、アイディアが詰まったプロダクトデザインで、とてもうれしくなりました。
これからもますますのご活躍を祈念いたします。ケミカルウッドを卒業制作に利用していただき、ありがとうございました！

製造過程で出る各種素材の端材のリサイクルユースに関心をお持ちの方は、下記ページをご覧ください。
●エコロジーへの取り組み

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