2021年、今年もインターンシップ生（富士市立高校生）を迎えました

ダイワ・エム・ティでは、県内の高校生を対象としたインターンシップ（就業体験）制度に積極的に協力しています。2021年11月30日、12月1，2日の3日間、今年も富士市立高校からビジネス探求科3年生の生徒さん2名を迎え、製作実習を体験していただきました。

富士市立高校ビジネス探求科は、科目の一つに「企業研究」があります。授業の一環として富士市内の企業と仕事を通じて、自分自身の将来の生き方や働く意識を考え成長すること、ひいては富士市で働く意欲を高めることを目的に、毎年インターンシップを開催しています。

当社では、「人材育成委員会」にてスケジュール・実施内容など決めました。モノづくり体験（実習）の題材には、昨年と同じ課題である「オリジナルツリー」を考案し、以下のスケジュールでインターンシップを実施しました。

■初日（11/30）

• 朝礼参加・説明・各部署工場めぐり
• 各部署の業務内容説明
• オリジナルツリー製作体験①（イメージ図の作成、素材仕上げ、製作）

 

■2日目（12/1）

• オリジナルツリー製作体験②（塗装準備、マスキング、塗装、組付け）

自分たちの作った樹脂型モデルがどの程度の精度を持っているか、工場内の3次元測定機にかけて確認する作業も体験しました。

 

■3日目（12/4）

• オリジナルツリー製作体験③（残工事、品評会、プレゼン体験）
• まとめ・振り返り・評価面談

ツリーの頭の部分とベース部分は、個性を出してほしいと思い、自由に作ってもらったところ、サッカー部に所属する一人はなんとサッカーコートの上にツリーという斬新なデザインになりました。

インターンシップを体験した二人からは、「参加するまでは不安だったが、初日から温かく接してくださり、社員の人たちと仲良くできて嬉しかった。手伝っていただきながら挑戦したツリーの制作は、完成品を見ると達成感を味わうことができた」、「苦手意識があったモノづくりが、ツリー制作を通じて好きになった」など、感想をいただきました。

2人とも体験したことのない課題を、戸惑いながらも一生懸命、でも楽しそうに取り組んでくれました。社会人になった自分をイメージしながら、実際の会社の中でモノづくりを体験する、そんな就業体験が、彼らの将来の光となり道を照らしてくれることを願っています。

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