ものづくり技能塾、3回目のテーマは「R」攻略!

第3回となる「ものづくり技能塾」が開催されました。今回のテーマは「樹脂R面付け R通し・面の構成を学ぶ(その1)」です。

今回も佐藤が講師となり、実践を交えての勉強会となりました。その1では「メスR」をきちんと通すやり方を学びます。参加人数も過去最多の14名! 品質に欠かせない技術であり、新人はもちろん身に付けたいもの、若手社員からは「もっと上達したい」という思いがあることが伝わってきました。

直角の部分に、粘土・パテを盛ってメスRを作ります。

パテを盛りつけているところ。慎重に作業します。

 

こちらでは、粘土を盛りつけています。そして、粘土(グレー)の場合は「柄付き鉄球」を熱して、Rを通しました。

これが、柄付き鉄球です。メスRを通すときに使う道具で、熱した玉を粘土にあてて使います。

新入社員もぎこちない手つきではあるものの、一生懸命挑戦! 彼ら新人にとって、このような作業はまったくの初体験です。粘土を柄付き鉄球でこすりますが、熱し方が足りずに、粘土が鉄球についてしまいました・・・(汗)。

一方、パテ(ベージュ)の場合は、硬化してしまう前に、このようなRゲージを使ってRを通しました。

完成! 粘土(グレー)の方は柄付き鉄球を使用して、ますRを通したものです。

パテの方は、Rゲージを使用しました。

・・・が、新人が対象の勉強会ですから、出来栄えは今一つといったところ・・・。でも、初めての挑戦にしてはいいセンいっています! これから、数をこなして技術を磨いてくださいね!

SBS静岡放送テレビの取材を受ける佐藤塾長。実はこの取り組みを、SBS静岡放送テレビが取材してくださっています。放映予定が決まり次第、新着情報でお知らせします。

短い時間ながら、熟練者から集中的に基本を教わる技能塾。特に、現場ではなかなか実践的に学ぶ機会がない基本技術の習得に、参加者は皆、熱心に取り組んでいます。
長い年月を経て培われたダイワの技術力を、これからも継承していくために、若い世代をターゲットに始まった「ものづくり技能塾」。これからもその様子をできるだけレポートしていきます。

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