ものづくり技能塾は、課題作成のカリキュラムへ
しばらくぶりのレポートですが、2019年6月から始まった「ものづくり技能塾」は、着々と回数を重ね、課題作成のカリキュラムに進んでいます。
内容は、
① 課題確認
② 段取り
③ 前加工
④ 罫書き
⑤ 形状加工
⑥ 仕上げ
⑦ 確認
⑧ 修正
の8ステップ。
ここまでレクチャーされた技能の各手法と、仕上げ技能(のみ・スクレイパ-・かんな・サンドペーパー)を、課題を通じて体得していきます。

今回は、課題図面の確認と「材料の切り出し」「刃研ぎ」「平面と直角づくり」の技能課題への挑戦です。

最初に、塾長の佐藤から図面と作業手順、課題のポイントなどが説明されました。
図面から、形状の確認、工程の確認、そして難加工カ所と手法を確認していきます。
「① 課題確認」の次は「②段取り」の確認。配置や切り出しの技能などをチェックします。

これは塾長が材料の切り出し技術を指導しているところ。特に新人には丁寧に、手とり足とりの指導です。

名人(佐藤塾長)による、刃研ぎのデモンストレーションです。研いでいるのは、この後の作業で使用する「ハイトゲージ」の刃の部分です。

ハイトゲージ
塾長曰く、「いい仕事をするためには、道具の手入れは必須。手入れされていない刃を使えば、絶対にきれいには仕上がらない」と。ものづくりにかかわる現場の職人にとっては、命同然に大切な道具を、大切に扱うこと、道具に命を与えること、こうしたことも技能塾で伝えていきたいことの一つです。

続いて「③前加工(素材づくり)」の課題に取り組みます。まずは塾長による「平面づくり」のデモンストレーション。

続いてそれぞれが、「平面づくり」に取りかかります。うん、なかなか筋がいいのでは?
新人社員たちを見守る塾長のまなざしは、優しいけれど厳しい!
今回は短い時間でしたが、「①課題確認」から「③前加工(素材づくり)」までの課題に、みな集中して取り組みました。
長い年月を経て培われたダイワの技術力を、これからも継承していくために、若い世代をターゲットに始まった「ものづくり技能塾」。次回のレポートにもご期待ください!
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