ケミカルウッドの端材でプロダクトデザインの課題をサポート
ダイワMTでは、製造過程で出るケミカルウッド、ウレタン、発泡スチロールなどの端材の廃棄を極力抑え、リサイクルユースを推奨しています。
参照:エコロジーへの取り組み
このたび、滋賀県立大学生活デザイン学科の学生さんが、「道具デザイン演習1」の課題制作で当社の端材を利用していただきました。作品を完成させられたとのご報告を写真付きでいただきましたので、大学のご了解を得てご紹介します。以下、先生からのレポートを転載します。
今回は「ハンディープリンター」というプロダクトデザインの課題を行いました。
本デザイン学科は9割が女性で、その中から道具デザインの演習を履修したのは、2年生26名です。まだ市場にはそれほど製品が出回っていないジャンルであること、自分の手で持ちながら使用感を検証できることなどから、ハンディープリンターを制作課題としました。
素材は複数ありましたが、8割程度の学生が、ダイワMT様からご提供いただいたケミカルウッドを使用しました。希望者は、事前にダイワMT様に希望サイズにカットしていただき、それをベースに自分で削り、塗装し、プロダクトデザインを仕上げていきました。
学生は皆、ケミカルウッドには初めて触りましたが、時間をかけて制作して行いくうちに、とても愛着がわいてきたといいます。その愛着は仕上がりの丁寧さにも見て取れます。二年生前期とは思えない、素晴らしい作品ができました。ご協力、誠にありがとうございました。
学生さんからのコメント:
ケミカルウッドをご提供いただきありがとうございました。自分でも納得いく作品が作れてとても満足しています。初めて扱う素材で困ることも多々ありましたが、その分発見がいろいろとありました。
今回、木材とケミカルウッドを使ったのですが、ケミカルウッドは加工が容易でした。そのおかげで作業効率があがり、制作の幅が広がりました。本当に感謝しています。
木材と比較し、削りやすさに感動すら覚えました。簡単に、とても綺麗に加工できてうれしかったです。
正直、ここまで綺麗にできるとは思っていませんでした。とても削りやすく、自分が目指す形の模型ができてとても嬉しく思います。
早く届けてくださりありがとうございました。傷もなく、サイズも完璧でとても作りやすかったです。本当にありがとうございました。
滋賀県立大学 人間文化学部 生活デザイン学科
https://www.shc.usp.ac.jp/design/
ケミカルウッドの端材を課題制作に利用していただき、私たちも嬉しいです。
一見したら、すでに完成品の域にあるかのようなフォルムに驚きました。(写真も素晴らしい!)
これからもますますのご活躍を祈念いたします。
こちらこそ、ありがとうございました!
製造過程で出る各種素材の端材のリサイクルユースに関心をお持ちの方は、下記ページをご覧ください。
●エコロジーへの取り組み
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